【FX攻略情報】
①FXについて知りたいことって?
②テクニカル?ファンダメンタルズ?←今号はコレ
③テクニカル分析がお勧めな理由
④FXで成功するために必要な分析とは
⑤投資心理の話
⑥取引スタイルは好みで決めるものじゃない!!
【FX攻略情報(FXのやり方)第2回目です】
2大分析手法
とでも呼べばよいのでしょうか。
・・・「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の話です。
FXのやり方と言えば、まずは相場を読まないといけないですね。
そして、相場の読み方と言えば、絶対にこの二つが出てきますし、どちらの手法を主に使うかによって「テクニカル派」とか「ファンダメンタルズ派」などと言う場合さえあります。
ちなみに、当サイトではテクニカル分析をお勧めしています。
もちろん、経済指標発表の日付や時間帯などファンダメンタルズ要因についてもチェックしていますが、基本的にはテクニカル分析を中心にしています。
その理由は……
「ファンダメンタルズ分析は解釈の仕方が分かれるから」です。
一例として政策金利についてあげてみます。
通常のFXのやり方としては、「外貨の金利が上がれば円安要因」と言われることが多いのですが、実態はどうなのでしょうか?
実は、単純に考えても間逆のパターンが出来上がります……。
例えば、A国とB国の2国間で考えてみましょう。
【A国の金利が上がり、B国の金利は変わりなし】という状況を想定してください。
この場合、A国のほうがB国の金利より高い状況になりました。
すると、どうなるのでしょうか???
パターン①
金利が上がることで、金利が低いB国の通貨がA国に流れ込んでくる。(A高・B安)
→ざっくり考えてみても、金利の低いB国の通貨を保持するよりも金利の高いA国の通貨に変えたほうが、金利の分だけ得ができますよね。
例えば「日本で預金しても全然預金利息がつかないけど、外貨預金すれば利息が多くもらえるよ~」と言われたら、外貨預金しようかな?と迷いますよね。
それと同じです。
※この金利の高いA国をドル、金利の低いB国を円に置き換えると「A高・B安=ドル高・円安」ということになります。
パターン②
金利が上がることで、金利が上がったA国の消費が減り、A国の通貨がB国に流出する(A安・B高)
→A国の金利が上がると、A国内の会社や人はお金を借りた際、返済時に払う金額が多くなりますよね。
そうすると「金利(利息)が高いからお金を借りるのは一旦待ったほうがいいよね。今は我慢しよっと!」となってしまい、A国内の消費活動が減る可能性が高くなってきます。
逆に金利が低い国はお金を借りるリスクが少ない(ように思える)ため消費が活発化しやすくなりますから、先行投資として金利が低い国に通貨が流れることがありえるわけです。
もちろん、金利が上がったからといってすぐに消費が停滞するわけではありませんが、将来的に消費が停滞し景気が悪くなる可能性があると考えると、金利を上げた国に投資するのを一旦控えようという動きが出始めるわけです。
※この金利の高いA国をドル、金利の低いB国を円に置き換えると「A安・B高=ドル安・円高」ということになります。
上記の例では単純化するために2国間の通貨でだけで比べてみましたが、それでも真逆の結果が起こりえるわけです。
加えて、実際の金利発表の場合は、
・事前予想との乖離
・金利の上げ下げの変動率や投票の内訳
・今後の予定や展望など
金利だけでも様々な情報が行き交い、それを鑑みたうえで対象国の通貨が上がるか下がるかを予想していきます。
つまり・・・
発表データは同じなのに考え方の違い、根拠をどこにおくかの違いで真逆の回答になりえる。
これでは、安心して自分のお金を投資することはできません。
こうした理由から当サイトでは、テクニカル分析を中心としたトレードをお勧めしています。
でも、、、これでは、ファンダメンタルズ分析が使い難いから消去法でテクニカル分析を使うと言ってるようにも聞こえますよね。
でも、違うんです。ちゃんとテクニカル分析を使いたい理由があるんです。
それについては、次の記事で書かせていただきます。