【FX攻略情報】
①FXについて知りたいことって?
②テクニカル?ファンダメンタルズ?
③テクニカル分析がお勧めな理由←今号はコレ
④FXで成功するために必要な分析とは
⑤投資心理の話
⑥取引スタイルは好みで決めるものじゃない!!
【FX攻略情報(FXのやり方)第3回目です】
前回の記事(②テクニカル?ファンダメンタルズ?)で
「テクニカル分析を使いたい理由がある」と書きました。
今回はそれについての記事です。
FXのやり方として、何よりもテクニカル分析を使いたいと思うということは・・・
つまり「テクニカル分析には利点がある」ということです。
では、どんな利点があるのか?
と・・・その前に、そもそもテクニカル分析とはどんなもの?どんな目的があるのでしょうか?
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは「相場の値動きを分析すること」です。
どんな目的で相場の値動きを分析するのでしょうか?
それは、ある通貨ペアに対し「買う側と売る側のどちらが多数派か?を調べる」ためです。
ドル/円の通貨ペアを例に考えてみましょう。
1ドル=105円から1ドル=106円に円安ドル高となったとします。
「円安ドル高」という値動きを簡単に分析すると、、、
①円を売ってドルを買う投資家が多かった / 円を買ってドルを売る投資家は少なかった
②円は、売る投資家が多かった / 買う投資家は少なかった
③ドルは、買う投資家が多かった / 売る投資家は少なかった
ということが分かります。
つまり、多数派=ドル買い・円売り / 少数派=ドル売り・円買い ということです。
(※厳密に言うと、多数なのは参加している投資家ではなく、取引された金額となります)
各通貨ペアの相場は「買う側と売る側の多数決で決まるもの」ですので、買う側と売る側のどちらが多数派かを見分けて多数派に乗っかれば利益を得られる可能性が高くなります。
その多数派を見分けるために「相場の値動きの分析」=テクニカル分析を行うということです。
さて、ではテクニカル分析にはどんな利点があるのでしょうか。
テクニカル分析の利点
テクニカル分析の利点、それは……
それは「現状把握をする点で使い勝手が良い」ということです。
つまり現在進行中の相場の流れを把握するのに役立つ(しかも使いやすい)ということです。
相場というのは結果が出てから分析するのは非常に簡単です。
しかし、結果が出てからではその相場で利益を上げることはできません。
重要なのは、現在進行中の相場で「買う側と売る側のどちらが多数派かを見分ける」ことです。
その点、テクニカル分析には使いやすい多くの分析ツールが備わっています。
FXで使うテクニカル分析には主に「トレンド系指標」と「オシレーター系指標」の2つがあります。
「トレンド系指標」は、トレンドつまり値動きが上昇か下降かを知るために使います。
「オシレーター系指標」は、相場の値動きが相対的に偏りすぎていないかを判断するために使います。
どちらにも共通する特徴は「見た目が折れ線グラフのものが多い」ということです。(異なるものもあります)
折れ線グラフですから、見た目だけで相場が上昇中か下降中か判断しやすいのです。
もちろん、上昇も下降も延々と続くわけではありません。
いつかは転換する(上昇が下降に、下降が上昇に変わる)ときが来ます。
しかし、相場がいつ転換するかは誰にも分かりませんから、まずは相場の流れを知ることが先決となります。
その点、見た目だけで判断できるテクニカル分析は非常に使い勝手が良いわけです。
まとめ
まとめると、
ある通貨ペアに対し買う側と売る側のどちらが多数派かを見分けるのに役立つ。
見た目だけで現在進行中の相場が上昇中か下降中か判断しやすい。
これがFXのやり方として、何よりもテクニカル分析を使いたいと感じる(当サイトでテクニカル分析を勧める)主な理由です。
さて、もちろんテクニカル分析と言っても多くの種類があります。
一般的なものでも
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表
・MACD
・DMI
・RSI
・ストキャスティクス
・RCI
と多数ありますし、加えてパラメーター設定を考えると無限の組み合わせになってしまいます…。
では、この中で「利益をあげやすいテクニカル分析手法やチャート設定」とは一体何なのでしょうか?
それについては次の記事でご紹介いたします。