「休むも相場」ってどういうときに使う言葉?


 

FXでスキャルピングやデイトレードなど、短期取引を中心にされている方であれば聞き覚えがあるかもしれませんが、FXをしていると「ポジポジ病」と言われる、常に取引していたい、という思いに駆られることがあります。

しかし、中期的な視点でFXのトレンド予想をしていると、正直「様子見」としか判断できない場合が多いのも事実です。

 

では、

①常に取引していたい

②「様子見」が安全なときもある

上記2つ、どのようにバランスを取れば良いのでしょうか?

 

 

  「常に取引していたい」もアリ

 

多くの意見では相場について「上昇、下降、レンジ」の3種類と言われますが、突き詰めていくと相場には上昇か下降しかないわけで「様子見というのは基本なしでも良い」んです。

 

なぜ「相場には上昇か下降しかない」と言えるのか。

それは、レンジでも結局は上がって下がっての上下動をするから。

完全に値が動かないのは、クリスマス休日で各国の市場がお休みの日や、年末年始で国内FX業者がお休みのときくらいです。

それ以外は絶対に上がるか下がるかのどちらかになるわけですね。

 

だから極論を言うと「上昇か下降かしか無いから様子見をしなくても平気」ってなります。

 

 

  「様子見」が安全ってのはどういうとき?

 

ここで、そもそもの話なんですが、FXの目的は利益を得ることですよね。

利益を得る安全な方法の一つがトレンドを知ることです。

 

トレンドには長期、中期、短期の3つあります。(細かく書くと、超短期と超長期を入れて5つになります)

トレンドの簡単な探し方は下記の「期間足」を見ていくこと。

・長期:週足や月足
・中期:日足
・短期:8時間足~15分足(私個人は15分足以下は超短期になると思ってます)

 

そして、トレンドには強弱があります。

期間が長くなるほど信憑性が増すので長期が1番強く、次に中期、短期と続きます。

 

さて、次が問題。

もしも、長期・中期・短期のトレンドが別々だったらどれが正しいの?となるわけです。

 

これ実は、正解は無いんです。

だって、短期的な動きがきっかけでトレンドが変わることも多いですが、
同じくらい、短期の動きが長期トレンドに収束されて元に戻ることも多いですからね。。。

 

ただ、一つの考え方として「長期トレンドに沿ってトレードするのが安全」という見方があります。

だから、例えば中期的に方向感がないと思っても「様子見」せずに……その上で安全にFXトレードをすると考えると、、、

①:週足や月足で長期的なトレンド(雰囲気)を分析する。
②:1時間足や15分足などで、①と同じ方向に動き出したらエントリーする。

ということになります。

 

ただし、1時間足とか15分足という短期足でのトレードなので大きな動きになるかは分からない。

そのため、利確と損切りもシビアに数pips~数十pipsで入れておく必要があります。

 

でも、これって中期的な視点での予想を超えてるわけですね。

Hour予想、minutes予想とでも言うのでしょうか。。。

 

そして、「長期トレンドに沿ってトレードする」のは安全ではあるものの絶対ではない。

一番安全なのは、長期・中期・短期のトレンドが一致したときだけエントリーすること

そうすれば一番勝つ可能性が高くなりますね。

 

ちなみに確率で言うと、長期・中期・短期の3つのトレンドに対しそれぞれに上昇下降の2パターンずつとなりますから、2×2×2=8パターンとなり、3つのトレンド全てが一致するのは4分の1の確率となります。

 

ですので、中~長期的な視野で考えると、4分の3の確率で「様子見」が起きてもある意味で仕方がないわけです。

 

ですから、FXで利益を上げる方法は大まかに

・長期・中期・短期のトレンドが一致したときのみ大きな利益を取りに行くトレードスタイル
・「様子見」のときにうまく立ち回る短期トレードの技術を磨く

という2択になってくるわけですね。
(もちろん、二者択一ではなく、バランスよく取引すれば良いのですが)

 

ちなみに、短期トレードの場合はエントリーサインの有効期限が短いのが難点。

「今がチャンス!」と思ったら即エントリーしないと、利益を得るチャンスがなくなってしまいます。

短期トレードでタイミングを逃してエントリーすると、少ない利益しか取れない、もしくは反転(反騰)の流れに飲まれて損切りすることにもなりかねません。

つまり、短期トレードで利益を上げようとするには、「相場に集中できる状態にいて、ある程度の技術と少ない利益をコツコツ積み増す割り切った考え方が必要」ということになります。

 

 

というわけで、「中~長期的な視野でトレンド方向を予想する場合には様子見はありえる」ということです。

 

つまり「休むも相場」というのは、どちらかというと中~長期的な視点での考え方

逆に、いつも取引をしていたいと考えるなら、「相場に集中できる状態にいて、ある程度の技術と少ない利益をコツコツ積み増す割り切った考え方が必要」ということになります。

 

 

ただし、例外として、瞬間的にトレンドとは無関係に大きな値動きが予想される相場の直前は、短期トレードでも「休むも相場」が安全です。

「瞬間的にトレンドとは無関係に大きな値動きが予想される相場」には一例として、

・主要国の大統領選挙の結果発表前日と当日
・主要国の政策金利発表
・週明けの取引開始時間直後、週末の取引終了時間帯近くなどがあります。
(ファンダメンタルズ的・時間的要因で考えると見つけやすいです)

 

「休むも相場」はFXの中でも有名な相場格言ですが、どのように当てはめるかは個々のトレードスタイルや、相場環境によって異なってくる、という記事でした。

この記事が皆様のFXトレードの考え方にとって役立てば幸いです。

 



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